1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

学習内容(時間数) ポイント 評価の観点 評価方法 材料・準備物等
1 導入(2)
・ テラコッタ粘土について
★ アドバイス①「粘土の性質と作り方」⇒ P54
 ・ 粘土でのスケッチについて
★ アドバイス②「立体のスケッチの注意点」⇒P54

◎ テラコッタ粘土には、空気や水分排出のためのシャモット(高温焼成の多孔質セラミック)や赤色発色のための鉄分が混合されている。
◎ 手づくりの窯で、焼成して自分の思いと一緒に保存する。作品に合わせて彩色してもよい。 ① 説明に対する興味関心 態度 ・ 作品例
2 展開(3)

「粘土でスケッチ」

・ 人物・動物を粘土でスケッチする。
・ 全体から細部へ固まりからひねり出す方法
・ 細部から全体へ部品を作って貼り合わせる方法

★ アドバイス③「ドベの作り方と使い方」⇒P54

・ 厚みを均等にする
・ 空気穴を作る

★ アドバイス④「空気穴の開け方」 ⇒ P54

・ 保存するものを選んで、他を粘土に戻す。
・ 乾燥させる
◎ 対象が動物などのように動くものは、完成のイメージを先にもち、それを基に観察の中で形態をはっきりとさせていく方法や、各部分の形を関連付けながら全体へと発展させ、その特徴をとらえていく方法などが考えられる。
◎ モデルと作品を交互に見ることによって集中力が分散して感じるときや、制作の意図をより明確化する場合には、形が目に浮かんでくるまでじっくりと観察するとよい。
◎ 手の中におさまる程度の大きさで作るようにすると、接地面が少ない複雑なポーズも、自重でひしゃげる心配が少ない。
◎ 厚みの気になる箇所は二つに割って中を空洞にするか、竹串などで目立たないところに穴を開けて空気を逃がす工夫をするとよい。
◎ 立ちポーズのときは、竹串や割りばしなどを突き刺して補強し、水分が抜けて粘土の強度が増した頃合いを見計らって抜き取る。焼成すれば丈夫になるので接着剤などで固定する。
○ 土が自分の表したい形に適した性質になるように、水の割合や扱い方が工夫できる。
(芸術的な感受や表現の工夫)




○ 表したい形状に応じて、中を空洞にして軽くしたり、材を入れて補強したりするなどの工夫ができる。(創造的な表現の技能)
② 制作態度
③ 作品
テラコッタ粘土
・ へら
・ どべ
・ 湿らせたタオル
・ 「私のスケッチ」プリント
鶏小屋のひよこをスケッチ
3 鑑賞・まとめ(1) ◎ それぞれの視点で観察してできた作品を、自分の好きな角度から観察する。 ○ それぞれの形の把握の仕方や形に適した形状の工夫などを知り、自分の表現に生かそうとしている。
④ 鑑賞姿勢 ・ 作品
4 発展(課外)
 ・ 焼成する。
 ★ アドバイス⑤「焼成窯の製作」⇒ P55
◎ 手づくりの窯で、焼成して自分の思いと一緒に保存する。作品に合わせて彩色してもよい。 ・ 煉瓦、焼成道具一式
タイトルイメージ
本文へジャンプ
3 主な学習内容と評価